キャンプのマナーについて、この時期web上ではゴタクを並べてマナーの欠けたダラしない若者をディスる記事をよく目にする。
確かに、職場のイベントちっくなノリや同窓会的ノリなキャンプの非常識な「とっちらかり様」たるや目を覆う有様ではある。
要はキャンプが宴会の会場(居酒屋)になっているだけで、その方々の趣味や嗜好とはかけ離れた文化であるものと言わざるをえない。
かと言って一般的なキャンプ場のレギュレーション(もしくはルール)にここで触れるつもりはない。
ただひとつは、地面を寝床にして一夜を過ごすのだから、地球そのものに横たわり眠ることの意味を考えることが本来のキャンプの目的であると分かってもらいたい。
「キャンプは最高の子供教育だ」とはよく言うが、これは親がその事を十分理解していればのこと。
少ない道具でも、工夫を凝らしながら家族でその都度子供と相談しながらキャンピングしている家族を見ると実に微笑ましく思う。
一方、超大排気量のアメ車のキャンピングカーにデカい冷蔵庫まで積んで、これでもかという最新キャンプツールをリビングいっぱいに広げて
ドンチャンしている様を見るにつけ、やれやれと思うのである。ま、それもアメリカの文化か…。